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【出張買取】ビデオ編集機能をもったファミコン本体「ファミコンタイトラー」を神奈川県座間市より買取いたしました

先日はスーパーファミコン内臓テレビ「SF1」を買取いたしました(紹介記事はこちらが、あまり日をあけずにシャープが任天堂のゲーム機の派生商品として発売したものをお譲りいただきました。シャープのファミコン互換機「ファミコンタイトラー」です。シャープといえばディスクシステム一体型のファミコンである「ツインファミコン」の知名度が圧倒的ですが、その後の1989年に発売されたものになります。「編集ファミコン」という名称がつけられているとおり、ビデオ編集機能を搭載しているのが特徴です。

今回、神奈川県座間市のお客様よりお譲りいただいたこのファミコンタイトラーは、購入後そのまま保管していたとのことで、未使用品になります。当然、ビニール包装やコード類の結束は解かれておらず、とても良好なコンディションでした。

本体のサイズはツインファミコンよりも大きめです。ビデオ編集の操作性を意識して、フラットなデザインにまとまっており、文字入力のために小さめのタッチパネルも搭載しています。

コントローラーはツインファミコン(前期型)と同じデザインです。配色が若干異なっていて、スタートボタンとセレクトボタン以外はグレーと黒のカラーリングでまとめられています。連射機能がついていないのはビデオ編集モードでのエラーを防ぐためかもしれませんね。

ファミコンタイトラーの魅力としてはS端子による映像出力ができることがあります。専用の映像出力用チップを搭載しており、これはハードウェアにこだわる人たちにはかなり重要な存在です。通常のファミコンよりも鮮明な映像でゲームを楽しめるというのはやはり魅力的ですよね。

アンケートハガキもきれいな状態で残っていました。宛先を見ると、テレビ事業部の商品として開発されたものだと推測できます。

アンケート内容を見ていくと、AV機器に時代を感じます。ゲーム機は「ファミコン」「PCエンジン」「そのほか」となっているので、セガ派は怒ってもいいんじゃないかと…(笑)。

当時はビデオ編集があまり一般的ではなく、定価も43,000円と高めだったこともあり、このファミコンタイトラーはあまり出回りませんでした。発売翌年の1990年にスーパーファミコンが登場したタイミングの悪さもかなり影響したことでしょう。その反動で、現在はけっこうなプレミア品になっています。機能的にはかなりコレクター向けのアイテムながらも、ほしいと思う人が多いのはさすがファミコン…といったところですね。

 

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