Nintendo Switchが任天堂の現行ゲーム機として圧倒的な支持を得ている現在でも、ゲームボーイやニンテンドーDSのゲームは人気が衰えません。どのハードも堅牢に作られていて、今でも問題なく使えるものが多いというのがその理由として大きいかもしれませんね。
今回は愛知県蟹江町のお客様より買取いたしましたゲームボーイやニンテンドーDSのソフトコレクションから、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSのタイトルをピックアップして紹介していきます。
ゼルダの伝説 1
ファミコンディスクシステムのローンチタイトルとして登場し、今も任天堂の代表作として人気の高い『ゼルダの伝説』シリーズの1作目の移植版です。パッケージを見てもわかるように、ディスクシステム版の後に出たロムカセット版をベースにしています(海外ではロムカセット版しか発売されていないので、世界的にはこちらのほうが普通なのかもしれませんね)。なお、シリーズはすべて副題がつくことで区別されているのに、このタイトルだけ『~1』とナンバリングされていますが、その理由は謎です。
ダライアスR
ビジュアルや音楽だけでなく、筐体デザインでもアーケードゲームに大きなインパクトをあたえ、タイトーを代表するシューティングとなった『ダライアス』のアレンジ移植版。
発売元はタイトーではなく、パシフィック・センチュリー・サイバー・ワークス・ジャパン(買収されたジャレコが社名を変更したもの)で、グラフィックに関する評価は一定以上のものがあるものの、サウンドに関しては批判的な意見が多くあります。タイトーのサウンドチームがいっさい関わっておらず、選曲や音質などでファンの期待するクオリティに達していなかった影響なのですが、後年になって、それがかえって異色すぎるということで注目されるようになりました。純粋なゲームの出来だけで価値が決まるわけではないのがレトロゲームの面白いところですね。
傑作選! がんばれゴエモン1・2 ゆき姫とマッギネス
スーパーファミコン版の『がんばれゴエモン』シリーズの1作目と2作目をカップリング移植したものです。
ゲームボーイはファミコンより性能の劣るハードでしたが、ゲームボーイアドバンスは32ビットCPUを搭載しており、機能的には16ビットマシンのスーパーファミコンを上回る部分もありました。そのため、ほぼ遜色のない移植が実現しています。1作目の『ゆき姫救出絵巻』はスーパーファミコン版ではパスワード入力方式だったのが、本作ではファイルセーブ式になっていて、細かいところで遊びやすさも向上しているのがポイントです。
メタルマックス2改
超有名タイトルではないものの、ちょっとしたRPG通ならほぼ確実に名作として挙げるスーパーファミコンの『メタルマックス2』移植版です。
開発・発売元はナウプロダクションが手がけています。2003年当時のデータイーストは会社経営が危機的で(実際、この年に破産しています)、オリジナルの制作スタッフも本作については何も知らされていなかったそうです。当時は劣化移植として不評だったのですが、先に紹介した『ダライアスR』と同様に年数が経つことによって所有者が少ないことでレアリティが高くなってしまい、コレクターアイテムとしての価値は高くなっています。
モンスターゲート
『モンスターゲート』はコナミが業務用のメダルゲームとしてリリースしたロールプレイングゲームで、現在もシリーズが続く人気作です(タイトルは『エルドラクラウン』になってますが…)。ゲームボーイアドバンスへの移植にあたっては続編の『~II』をベースにしたアレンジが入っています。
いわゆるローグライク系のRPGで、ダンジョン攻略中でもセーブすることができるため、携帯ゲーム機に適した設計になっているのもイイですね。
『モンスターゲート』と発売時期が近く、タイトルも似ていますが、まったく別の作品です。
わりとリアルタイムシミュレーション的な要素の強い内容で、携帯電話を利用した通信機能「モバイルシステムGB」を利用するのが特徴。この通信機能でモンスターの成長やアイテムの入手をするだけでなく、モンスターの購入もでき、今でいうダウンロードコンテンツ販売を早い時期から実現していました。
2002年12月にモバイルシステムのサービスが終了したため、ゲームのコンプリートができないのは残念ですが、キャラクターの動きが細かく作りこまれており、シリアスなストーリーも見どころになっています。
SERIOUS SAM
『DOOM』のブームを受けて作られたゲームながら、後の『DOOM』シリーズに影響をあたえることになるFPS(一人称視点シューティング)『SERIOUS SAM』のゲームボーイアドバンス版です。国内版は発売されていないので海外版のパッケージで、説明書やゲーム中のメッセージも英語表記です。ただ、ゲームボーイアドバンスは本体の発売地域によるプロテクト(リージョンコード)がないため、ゲーム自体は普通に遊ぶことができます。ポップなパッケージアートですが、かわいいキャラのパズルではなく、マッチョなオッサンが銃を持って暴れまわるゲームなので、ネットで画像検索をするとギャップに驚くと思います(笑)。
メタルスラッグ7
ネオジオ後期のアクションシューティング『メタルスラッグ』シリーズはアーケードで『~6』まで続いた後、ニンテンドーDSだけのリリースで『~7』が発売されました(後に『~XX』としてPS4やPSPにリメイク移植されます)。
スタンダードな1画面型(下画面にはマップ表示)で従来のスタイルを崩さず、シンプルに“撃って、壊して、突き進む!”を楽しめます。『~3』までのシリーズ初期へのリスペクトが強く感じられる楽曲も評価が高いです。
メタルマックス3
『メタルマックス3』はメーカーであったデータイーストが倒産した後、角川ゲームズがシリーズを引き継ぐ形で出ることになります。先に紹介した『メタルマックス2改』のようにもともとは関係のなかったスタッフが手がけるのではなく、オリジナルスタッフが再結集する形で制作されたため、正統なシリーズ作品としてファンの期待にこたえることができました。スーパーファミコン版『~2』の発売から17年もの歳月が過ぎて続編が出ることは本当にめずらしいことで、ファンの支持や制作スタッフの思い入れの強さを感じますね。
THE 超弾丸!! カスタム戦車
お手頃価格で気軽にゲームが楽しめるD3パブリッシャーの『SIMPLE』シリーズ。先にリリースされた第24弾『THE 戦車』が3D画面のアクションゲームだったのに対し、2D画面の横スクロールアクションになっています。単純明快な内容ながらプレイヤーの戦車の性能をカスタマイズできる幅が広く、やりこみ要素が高いのがポイントです。
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