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【宅配買取】『赤い光弾ジリオン』『阿修羅』『魔王ゴルべリアス』など、セガ ゴールドカートリッジのコレクションを長野県松本市お譲りいただきました

セガのゴールドカートリッジといえば、従来の倍以上の容量のメガロムを搭載し、セガマークIII/マスターシステムのゲームをより魅力的なものにしていったシリーズです。
1986年6月に『ファンタジーゾーン』が第1弾としてリリースされ、1989年2月の『ボンバーレイド』まで全68作があります。
セガRPGの代名詞ともいえる『ファンタシースター』もこのゴールドカートリッジから誕生したタイトルですね。

今回、長野県松本市のお客様からお譲りいただいたコレクションは箱・説明書がそろったうえ、保管状態も良好なものばかりでした。

赤い光弾ジリオン

セガが販売していた光線銃おもちゃ『超高速光線銃ジリオン』の販売促進用に制作されたTVアニメ『赤い光弾ジリオン』をゲーム化したものです。
セガがメディアミックス展開をはじめて試みた作品でもあります(アニメでは『ファンタジーゾーン』のオパオパがでてくることも…)。
ゲームとしてはマップ探索型のアクションで、マップボリュームの充実度や戦略性が高く、アニメを知らなくても楽しめる内容です。
ゴールドカートリッジのタイトルの中でもトップクラスの評価がありつつも、2023年現在まで他機種への移植はおこなわれていないため、実機で遊ぶ環境があるならおさえておきたい1本ですね。
余談ですが、アニメも名作なので、未見の方にはおススメしておきます。京都アニメーションが関わっていたり、制作スタッフが後にプロダクションI.Gを立ち上げたりといったこともあり、日本アニメの歴史のなかでもけっこう重要な作品です。

阿修羅

カプコン『戦場の狼』やタイトー『フロントライン』、SNK『怒-IKARI-』の系列になる、コンバットアクションです。セガは家庭用ゲームよりもアーケードゲームを先に手がけていたメーカーだったので、影響を受けるのもアーケード作品寄りだったのかもしれませんね。アーケードではちょうど『ハングオン』『スペースハリアー』『アウトラン』といった大ヒット作を連発していた時期でも他社の動向をちゃんと見ているのは興味深いところです。
元々はシルベスター・スタローン主演の映画『ランボーII』のゲームとして発売予定だったこともあって、ステージの構成が同映画の内容に沿っているのに注目です(なお、北米では一部グラフィックを差し替え、『ランボーII』のゲームとして発売されています)。
また、「ファンキーK.H.」としても知られる林克洋氏(アーケードの『カルテット』『SDI』『ゲイングランド』などのBGMを担当)の楽曲の評価が高く、ファンによる人気投票で収録曲が決められたBGMセレクションアルバム『セガコン-THE BEST OF SEGA GAME MUSIC- VOL.1』にも本作のステージ曲が入っています。

魔王ゴルベリアス

コンパイル制作のアクションRPG。MSXで先行発売していたものの移植作品になります。
シーンによって画面がトップビュー、横スクロール、縦スクロールのいずれかに切り替わり、ゲーム展開がガラリと変化するのが特徴です。
音楽やグラフィックなどはマークIIIの性能に合わせて強化されているため、その変化をより楽しめるようになっています。

忍者

オリジナルの『忍者プリンセス』はアーケードで発売されたアクションゲームです。SG-1000でもマイカードで移植されていましたが、ゴールドカートリッジで大容量化し、パワーアップ移植されたのが本作になります。
…ただ、このゲームの魅力のひとつでもあった“かわいい女の子がプレイヤーキャラクター”という部分も大きく変わり、等身の高い男の忍者が主人公になっています。セガのゲームには硬派なスタイルのものが多いですが、わざわざライトな雰囲気のものまで修正してしまうあたり、ある種の狂気すら感じてしまいますね(笑)。

 

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査定も減額方式では行っておらず、最初のお見積りから大きく落とすようなことはありません。

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