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【宅配買取】『R-TYPE』『源平討魔伝』『チェルノブ』などX68000ソフトのアーケード移植タイトルを神奈川県平塚市より買取いたしました

X68000といえば、本体の名前にもついているとおり、モトローラのMC68000をメインCPUに使用しているのが特徴です。音源にはヤマハのYM2151を使用し、グラフィック表示にはスプライト機能も搭載と、ホビーマシンとしての性能も格段に優れていました。MC68000は当時のアーケードゲームでもメインCPUとして使われることが多く、X68000へのアーケードゲームの移植のしやすさは家庭用ゲーム機以上でした。今回はそうしたX68000のアーケード移植タイトル中心のソフトを神奈川県平塚市より買取いたしました。

R-TYPE

『R-TYPE』といえば、もはやシューティング好きには説明不要なほどの名作です。分離・合体のできるオプション(フォース)やため撃ちといったシステム、1画面には収まらない巨大ボスとの戦闘といった演出、そして独特なキャラクターデザインなど、あらゆるものが新しく、多くのゲームファンに衝撃をあたえました。その人気は国内・海外を問わず、さまざまなハードに移植されています。その中で開発も販売もアイレムが手がけているのはこのX68000版だけです。アーケード版の再現度に関しては他機種版のほうが高いと評されていますが、外部にそれだけ研究されるほどの作品であったともいえますね。

イメージファイト

『イメージファイト』のX68000版も『R-TYPE』同様、アイレムが開発・販売を手がけています。縦画面シューティングながらアーケード版の再現度は高く、オリジナルメーカーの意地を見せつける仕上がりでした。かなり緻密なパターン構築が要求されるゲームだけに、自宅環境で磨いた攻略テクニックをゲームセンターでもそのまま奮えるのはとても楽しかっただろうなと思いますね。

熱血高校ドッジボール部

『熱血硬派くにお君』の世界観をコミカルにしつつも、ドッジボールをケンカ要素のあるゲームにアレンジしてヒットしたテクノスジャパンの『熱血高校ドッジボール部』。アーケードからはじめに移植されたのはファミコンでしたが、ハード性能に合わせたアレンジ移植で、オリジナルに忠実な移植はX68000版が最初になります。BGMのステレオ化や裏技の追加など、ちょっとしたサービスもあるのがポイントです。

沙羅曼蛇

X68000は本体に付属するアプリケーションとして『グラディウス』があったことでも印象深いハードになっています。その『グラディウス』の続編である『沙羅曼蛇』もアーケードの再現を狙った移植で、その存在感は圧倒的でした。開発は X68000版 『グラディウス 』と同じSPSが担当したとのことで、納得ですね

源平討魔伝

ナムコの中でも異彩を放つアクション『源平討魔伝』。浄瑠璃『出世景清』をモチーフにしており、純和風の美麗なグラフィックとその世界観にマッチするサウンド、視点やキャラクターのサイズがステージごとに変化する構成など、アーケードゲームにふさわしい豪華なつくりをしていました。移植はこのX68000版が一番早く、また、再現度も圧倒的でした。ゲームの設定変更でチビキャラのままボスキャラと戦えたりするなど、アーケードとは違った楽しみ方もできるようになっています。

ドラゴンスピリット

ナムコがアーケードで『ゼビウス』から4年ぶりにリリースした縦画面シューティングです。ファンタジーの世界を舞台にしたこと、自機がドラゴンである設定やライフ+ストック型の残機制など、時代を先取りした要素が多く、ナムコの名作群の中でも人気の高いタイトルになっています。マイコンソフトの移植のこだわりもかなりのもので、バージョン違いの収録や画面表示の切り替え(実際にモニターを縦置きにして使う縦画面モードの搭載)など、かぎりなくアーケードに近づいた内容になっています。

チェルノブ

当時のPC用のゲームコントローラーは[方向キー+2ボタン]というのが標準的な仕様で、3ボタン以上を要求されるゲームをプレイするにはキーボードを使うしかありませんでした。『チェルノブ』も3ボタンを使用するゲームなので、普通だったらキーボード操作になるのですが、マイコンソフトは[方向キー+3ボタン]を備えているメガドライブのコントローラーを接続するためのアダプターを作り、この問題を解決しました。“ないなら作る”という精神はX68000ユーザーのマインドに即したものですが、アーケードの移植展開をしていく「ビデオゲームアンソロジー」の第2弾で早々にこんなアツいプロダクトができてしまうのは驚きですね。

リブルラブル

アーケードゲームのインターフェースはある程度のフォーマットが存在しますが、ゲームデザインに合わせたものもいくつかあります。『リブルラブル』も2本のレバーを使う変則スタイルで、家庭用ゲーム機と違ってコントローラーを2つ接続するようなことのないパソコンには合っていないのですが、専用コントローラーを同梱する力ワザで移植を実現しています(このコントローラーのおかげで『クレイジークライマー』も続いてリリースされることになります)。

キャメルトライ

いわゆる迷路脱出ゲームで、通常はプレイヤーキャラを操作して進めていくのに対し、『キャメルトライ』は迷路のほうを動かしてゴールを目指すというアプローチがユニークです。アーケードでは専用のパドルコントローラーを使っていましたが、パソコンにそのような入力機器はないため、マウスに補助器具を取りつけてパドルでの操作を再現しています。光学センサー式ではない当時のマウスだからこそできた解決策なのも面白いですよね。

 

X68000 Zの発売がアナウンスされたことで、あらためて注目されるようになったX68000。
BEEPでは本体、ソフト、周辺機器や専門誌などの買取を積極的に行っております。

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