メガドライブミニ2の発表や『異世界おじさん』のアニメ放映など、セガの話題が盛り上がっている中、静岡県磐田市への出張買取でメガドライブとゲームギアのソフトを多数お譲りいただきました! セガサターンやドリームキャスト以上にコアなゲーマーを惹きつける、セガハードならではの魅力が詰まったラインナップです。
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GENESIS NOMAD

北米版のメガドライブであるGENESIS(ジェネシス)をハンディマシン化したものがNOMAD(ノーマッド)です。市場に投入されたのは新世代機のセガサターン発売後であったため、不振に終わったと言われています。GENESISというマシン名があらわしているとおり、日本国内で正規販売は行われませんでした。一部のショップで販売されていた値段もわりと高価だったため、熱心なメガドライバーでも所有者はほとんどいなかったハズです。コンパクトな本体は映像出力端子も備えているため、テレビにつないでプレイできる利便性もあり、今でもメガドライバーにとっては羨望のアイテムでしょう。
メガジェット

JALの国際線機内でのサービス用に開発された本体とコントローラーが一体になったメガドライブです。貸し出しの対象はファーストクラスとビジネスクラスだったこともあり、知る人ぞ知るアイテムでしたが、1994年3月に一般販売されることになりました。モニターは付属せず、電源もACアダプタを使用するため、完全に屋内向けのハードで、当時はあまり注目されませんでした。94年末にはセガサターンが登場したこともあって、ひっそりと姿を消したメガドライブ派生機として覚えている人も多いでしょう。しかし、ハードの機能に注目すると、メガドライブのなかではかなり音質がよく、最近では評価が高まっています。
『ヴェリテックス』
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宇宙空間を舞台にしたオーソドックスなシューティングで、ゲーム内容もおとなしくまとまっているものの、BGMの出来がすばらしく、音楽を聴くためのゲームといっても許されるのがこの『ヴェリテックス』です。音楽を制作したのは後に『タクティクスオウガ』『十三機兵防衛圏』など数々の名作に関わる崎元仁氏。自作音源ドライバの「テレプシコラ」を活用したサウンドはきらびやかで張りがあり、楽曲の魅力を存分に響かせます。ちなみに、崎元氏は『バッドオーメン』『ミッドナイトレジスタンス』『ガントレット』といったメガドライブ作品にも参加しており、どれも傾聴の価値があるものばかりです。
『ロケットナイトアドベンチャーズ』

スーパーファミコンの傑作アクション『魂斗羅スピリッツ』のディレクターを務めた中里伸也氏は、メガドライブでも屈指の名作『魂斗羅 ザ・ハードコア』を手がけます。その中里氏がふたつの『魂斗羅』の合間にリリースしたのがこの『ロケットナイトアドベンチャーズ』です。見た目はかなりコミカルながらもステージの演出にはかなり『魂斗羅』を想起させるものがあり、かなりアツい内容のアクションに仕上がっています。コナミでは『~ザ・ハードコア』と『ヴァンパイアキラー』の2タイトルが名作過ぎて、埋もれている感はありますが、しっかり楽しい佳作です。
『リスター・ザ・シューティングスター』
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メガドライブは「スピードショック! ビジュアルショック! サウンドショック!」を発売時のキャッチコピーにしていましたが、それを広く知らしめたのはやはり『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の功績が大きいでしょう。その『ソニック』の路線を踏襲した新ヒーローとして出てきたのが『リスター・ザ・シューティングスター』になります。1995年2月の発売で、もうセガサターンが大々的に売り出されていた時期だったため、当時はあまり注目されませんでしたが、ハードの性能を余すことなく使いこなした内容はいかにもメガドライブらしく、すばらしいの一言。キャラクターデザインには上川祐司氏(ドリームキャストで『ソニックアドベンチャー』のソニックをデザイン)、音楽には佐々木朋子氏(セガサターンで『ナイツ』の音楽を担当)など、後に大きく活躍するクリエイターが集まっているところも再評価につながっているタイトルです。
『グレイランサー』
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『重装機兵レイノス』や『ジノーグ』そして『魔物ハンター妖子』でも硬派なつくりのゲームをリリースしてきたメサイヤが、STGとビジュアルシーンの融合をはかったのがこの『グレイランサー』になります。あいざわひろし氏の絵はいわゆる「ギャルゲー路線」の中でも魅力にあふれており、ゲーム自体もかっちりと作られているため、非常に高いレベルでソツなくまとまっています。メサイヤはPCエンジンでも精力的な展開をしていましたが、こういうPCエンジンでウケそうなタイトルがメガドライブ専用だったのはちょっと不思議な気がしますね(笑)。
『エリミネートダウン』
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1993年にソフトビジョンから発売された横スクロールSTG。メガドライブでは『パチンコ クーニャン』や『トッププロゴルフ』といった、目立たないソフトを出していたメーカーの作品だけに、当時はまったくと言っていいほど知られていないタイトルでした。しかし、実際にゲームをプレイするとメガドライブの横スクロールSTGでは『サンダーフォース』シリーズに迫るほどの出来だとわかります。疾走感のあるタイトルBGMによく描きこまれたグラフィック、戦略性のあるシステムやステージ構成など、かなり研究して作られています。今ではかなりのプレミアソフトになっており、偽造品も出回るほどですが、こちらはれっきとした当時の正規品です。
『クールスポット』
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炭酸飲料のセブンアップ(日本では2021年に一般向けの販売は終了しています)のマスコットキャラクターであるクールスポットを主人公にしたアクション。とにかくキャラクターのアニメパターンが豊富で、非常になめらかな動きを見せてくれます。プレイ中に放置している時のリアクションもあり、操作しているだけで楽しいゲームです。それもそのはず、プログラマーのデビッド・ペリー氏は後にメガドライブ版『アラジン』も担当する人物なんですね。
『ザ・GG 忍』
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セガのアクションゲーム代表作のひとつ『忍』シリーズのゲームギア版です。メガドライブの『ザ・スーパー忍』のスタイルを踏襲しながらもゲームギアだけのゲームシステムになっています。携帯機向けのアレンジ移植ではなく、オリジナルのゲーム内容で遊べるというのは嬉しいですね。難易度はやや高めながらも、ゲーム全体の長さは適度な尺に収まっていて、やりがいのある内容です。
『テンポ JR.』
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メガドライブの機能拡張ハードであるスーパー32Xでリリースされた『テンポ』をゲームギア用にアレンジした本作。32Xはその名のとおり32ビット機なので、8ビット機のゲームギアでリリースするにはかなり厳しい制約があったのは容易に想像できますが、大きめのキャラクターがよく動くところなど、ウリにしているポイントをちゃんとおさえています。ゲームギアは発売は1990年でしたが、このソフトは95年発売で(最終的には1996年末まで新作ソフトは供給されました)、セガが長くサポートを続けていたのはファンの心をとらえますね。
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