『サウンドボード2互換ボード取り付けてみた』
こんにちは!中学生の時に親にねだって「PC-8801FA(以下FA)」を買ってもらって以来、88にゾッコンなRF丸山です。
今日は先日発売された「サウンドボード2互換ボード」を現在の愛機PC-8801FH(以下FH)に取り付けたので色々語ろうと思っております。
サウンドボード2の素晴らしいサウンドを自分のFHや、PC-8801MH(以下MH)で鳴らしたい!
サウンドボード2はオークションで見かけても高価過ぎて手が出ない~という方は多いかと思います。
でも、そんな方々のため救世主が現れたのです!
そう、それが今回紹介する「サウンドボード2互換ボード For MH/FH」です。
製造設計をしていただいたのは”RETRO GEAR”様で、熱い情熱を持った方でした。
今回は私のワガママにも快くご対応くださりました。
実機での様々なテストや、生産のスケジュール、マニュアルの作成など
私と一緒になって発売まで歩んでくれました。
その情熱には頭が上がりません。
早速ですが、私の愛機FHに装着してみたいと思います。
(手順は私なりのやり方ですので、こうしたほうが良い、ここは注意というご指摘がある方は私までご連絡をお願いします。)
RF丸山メールアドレス:maruyama@pcb-beep.com
基板はAとBの2枚で構成されております。
A基板には輝かしいYAMAHAのマークが!
YAMAHA YM2608:皆さんも大好きなFM音源チップ(通称OPNA)ですね。
※詳しくはWikipediaを読んでみてくだされば早いですね。
取り付けはとても簡単。2枚の基板を4本のスペーサーネジ止めするだけです!
計8本のプラスビスで取り付けられております。
詳しくはマニュアルが付属してるのでご覧になってくださいませ。
そしていよいよ本体への装着を始めます。
今回は元気なFHを用意しましたが元々不具合があるような本体への取付は自己責任でお願いします。
もし故障などしておりましたらBEEPへお気軽にご相談くださいませ。
すべてのケーブルを外しておきます。(静電気で故障が怖いのでゴム手袋を装着しましょう)
そして本体横のビス4つを外します。
その後背面の小さいビスも外します。
当然ですがドライバーはしっかり合うものを使いましょう!
☆背面のビスを外します。少し小さいので使用ドライバーは注意!
天板は側面を持って後ろ側を少し持ち上げ、後方にゆっくりスライドさせると
はずれたぁー
見えますか?ここです!ここに互換ボードを取り付けます。
ここでご注意をまずは丸印のコンデンサーが寝ているか?を見てください。
もし寝ているならOKです。次のステップに進行してください。
※もしコンデンサーが立っている状態でしたら、マニュアルに従って互換ボードのスペーサーを取り付けてください。
4本中3本しか取り付けないでください。
※写真を取り忘れたのですが、ボードが取り付けられる場所には金属の蓋が付いております。音声出力端子用なので事前に外しておいてくださいませ。(ビス一本で外せます)
互換ボードの組み立てをします。マニュアルに従ってゆっくり行いましょう。
4本のスペーサーを8個のビスで取り付けてください。
本体に取り付けの前に埃をエアダスターで飛ばします。古い個体は埃がすごいので換気をしてくださいね。
またこの矢印のスイッチを本体後ろ側にスライドさせます。(カチッと音がします)
これで互換ボードの取り付け準備が整いました。
いよいよ本体に取り付けです!
ピンが真っ直ぐズレないようにソケットに垂直に差し込みます!端のピンを意識しながらゆっくり差し込みます。
そして、最後は少ーし押し込んで完成です。
(ちなみに外すときは少し力が必要なので無理に斜めとかにしないでね)
本体のケースを付ける前に最終チェック
対応ゲームを起動させてみます。
素敵な音が鳴ったら完成です!
PCMデータを取り込んで・・・優子のボイスが流れたら成功です!
イメージ動画(YouTubeに飛びます)
動画1
https://youtu.be/s4JJWZZa__U
動画2
https://youtu.be/uxfkWCYN1t8
※音は別スピーカーで確認しております。
ちなみにFHは
前面の小径スピーカーの他に、イヤホンジャック、モノラル音声出力端子、CRTモニター出力、あとは互換ボードに付いているステレオ端子と
アンプに接続すれば最高の環境で楽しめます。
あの頃味わった最高の音楽を今あらためて聞けるというのは嬉しいことですね。
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