ブログではお久しぶりです~あむちゃんです
今回はなんと神奈川県横浜市のお客様よりRoland TB-303 Bass Lineをお譲りいただきました！
いや~名器中の名器が来てしまいましたね^_^; 早速紹介していきましょう~
DTMユーザーなら一度は耳にしたことがあるRolandの代表的なモデルで1982年に登場したアナログベースマシンです。
当時はリズムマシンがまだ出始めということもあり(TR-808とかTR-606とか・・)、ベースラインを打ち込むには高価なシンセやシーケンサーを購入しなければ打ち込めませんでした。
そんな中、登場したのが本機、Roland TB-303 Bass Lineでした。
当時少し話題となったころ、私も量販店で触ったことがありまして、その時の記憶が蘇ります。
ノコギリ派と矩形波の2つのオシレーターを切り替えて、TUNINGやDECAYなど6つのパラメーターを使用して音作りするのですがとにかく難しい。
どうやって使うのだろう？とイジってみたものの上手く使いこなすことが出来ずに購入を諦めました（笑
ところが独特なサウンドを持っている本機はハウスミュージックとして使用されはじめ、アシッドハウスやクラブミュージックなどのテクノサウンドとしての地位を確立、多くのミューシャンやユーザーを魅了していきました。
私も手元に置いてじっくりと音作りをすれば良かったな~とちょっと後悔しております。
早速動作確認をしてみました、やはり40年近く経過しているヴィンテージ機器ということもあってパターンの記録が出来ないというスイッチの故障が確認されました・・うーん無念。
ぱぱっと分解して、確認してみます~。
なかなか内部を見る機会は少ないと思います。
調べたところ、パターン保存用IC(SRAM)のピン腐食を確認しました。
またタクトスイッチの状態も悪くチャタリングが発生している影響でパターンが上手く組めない状態でした。
原因を突き止めたので、修理チームにお願いしました。
無事治ってくれることを期待します。
余談ですがACアダプターで動作させる場合はRoland純正のACI-100Cをお使いください。
RolandとBOSS製品は一般的なACアダプターと端子極性が逆(センターマイナス)ですので、誤って接続すると破損する恐れがあります。
いかがだったでしょうか。
今ではなかなかお目にかかれないRoland BT-303ですがBEEPでは今回のようなヴィンテージ機器も全力で買取を承っております。
もちろん、品物が多くて荷造りが大変といった方には出張買取も幅広く行っておりますので、是非ご活用くださいませ。
(あむちゃん)