先月の出張となりますが、大戦略や天下統一、エアーコンバットといったシステムソフトのシリーズ作品多数を秋田県秋田市より大量買取いたしました。BEEPへご依頼いただき誠にありがとうございます。
https://twitter.com/BEEP_SHOP/status/1256059174011629568?s=20
上記のようにツイッターにて告知しておりました大量買取のご依頼です。お品物が多く仕分けに時間がかかってしまいました・・・。
こうも見事なまでにシステムソフト作品が並びますと、もう展覧会が開けるのではないか、と思います。
段ボール左にはソフト、右にはパワーアップキットといったような感じですがよく見ると右にもちゃんとティルナノーグ、エアーコンバットのディスクも見受けられます。作品ごとに綺麗にまとめられております。スムーズに作品を見分けることができ、ありがたい限りでございました。
私の中でシステムソフト作品と言えば初めてプレイしたのはロードランナー、個人的にやりこんでいたのはチョップリプターです。チョップリプターは死ぬほど遊んでおりましたので、もしイベントで同胞の方にお会いしたなら語り合いたい作品の1つ。
システムソフト作品に惹かれた身としてはファンの方の思い出話に興味がありますので、どの作品が好きかBEEPショップアカウントでもアンケートをとってみたいな、なんて思っちゃいます。(ロードランナーもチョップリフターもシステムソフトの作品じゃないぞ、というツッコミはさておき。)
写真を見て判断がつきにくいと思うのですが、システムソフト時代の大戦略88、X1、FMやスーパー大戦略98、68KなどPC版大戦略シリーズはほぼ揃い状態での買取となっております。並べている最中にメガドラ版のスーパー大戦略からドハマりした~なんてRF丸山の声も聞こえてきました。
大戦略の原点である「現代大戦略」からWin版までお譲りいただきましたから、ご依頼者様はかなり初期からの大戦略ファンの方だったのでしょう。
さて、初期からのファンと言えば有名な話ですが、作曲家のすぎやまこういち氏が現代大戦略のアンケートハガキにて、「作曲家をやってます。手伝わせてください」といった旨の内容を送っていたんですよね。
そのことを初めて知った時には、驚きと期待が混ざり合った気持ちが起きていました。もしすぎやま先生によるBGMが大戦略で使われていたら後のシリーズBGMはどんな風に仕上がっていたんだろう?と。
ちなみに現代大戦略の発売当時はPCでウォーゲーム、というのがあまり浸透していないタイミングでした。(そんななか後に一大コンテンツへと発展した作品に目をつけていた、すぎやまさん。う~ん、流石。)
電子手帳で大戦略
未開封状態の大戦略ETです。電子手帳ブーム真っ只中の1991年にNECより発売された電子手帳「PI-ET1」で遊べる専用メモリーカードが付属しております。未開封品ですから動作チェック不可です。見る機会の限られている大戦略で、かなりマニアックなシリーズ作品の1つだと思います。
確かETというと当時はハドソン製BASIC搭載、Z80CPUで32KBのメモリが魅力の1台でしたが、私は手にしたことがございません。ましてや、それで大戦略を遊べるなんて今初めて知りました。電池の消費具合が不安ですが、どんな感じなのかいずれまた開封品を見かけた際にはチェックしてみたいものですね~。
ボリューム感あるSUPER大戦略HA
先ほど紹介したET版に続くかのようなハンディなSUPER大戦略HAです。パッケージからはわかりにくいと思いますが、黄色いソフトは実にコンパクト。付属するハガキやマニュアルのためか大きなパッケージに入っているのが印象的。
どのくらいサイズ差があるのかというとこのくらいです。きっと今のゲームっ子たちに「携帯サイズのゲームソフトが入っているケースだよ」と言って渡せば豪華特典の同梱を想起させられること間違いなしなビックリ箱だと思います。
当時のカタログを見てみますと天下統一Ⅱと、幻の88版天下統一の発売予定の文字が見受け得られます(笑)
なんだか「我が家は全滅しました」という、あの一文を見ることになってしまった時のような、何とも言えない気持ちになりました。
牌と文豪と私
88版、98版、そして文豪mini版の上海です。牌を取ってゆくだけの簡単なゲームなのですが、これが意外と取りきらずクリア画面をみると爽快な気分を味わったことを思い出しちゃいます。
私は文豪mini版をプレイしておりましたので、モノクロで遊んでいましたがゲーム性自体は変わらないので楽しくプレイできました。ただ今にして思えば兄の88をおさがりでもらってたのに、なぜモノクロで遊んでいたのか…。文豪miniも88も、何なら兄の持つ98もソフト自体のお値段は同額でしたから。
お家で過ごす、今こそおすすめ『アートジグソー』
パズルを完成させるとイラストになる、アートジグソー。クラシック音楽とともにかわいい女の子のイラストを完成させる、というまったりお家で遊ぶのにおすすめな作品です。
ゲーム内ではまずパズルのピース数を指定できるので当時は調子に乗って一番難しい320ピースを選んで、見事挫折しました。で、すぐに真逆の20ピースへ変更するとそれはさすがに簡単すぎる。
極端は良くないですね。ということで「真ん中程度の80かちょい上の100ピースか!」という感じでバランスをとっていきました。160,320ピースはめちゃくちゃ時間に余裕がある方にはどうぞどうぞとオススメできますがそうじゃない限り完成まで辿りつけん、諦めよう!となること間違いなし。
ピース数ごとに表記されるベストタイムの更新狙いをしないなら、楽しみやすい難易度で気分転換に変更できるクラシックBGMを選択してまったりと遊ぶのがベストと思います(^^♪
ちなみに箱裏面にあるプリクラのような写真風のパズルもあります。プレイヤーを飽きさせない、ゲーム性の工夫の一環とは思うのですが、イラストのほうが可愛くて完成させたときにはハッピーになれます。
巣ごもりを意識した今の時期にこそ案外ぴったりの作品かもしれません。PCを揃えるほうが大変かもしれませんが、ご興味があったらぜひ触れてみてくださいませ。
BEEPではハードにこだわらずPCゲーム、本体、周辺機器の買取を積極的に行っております。店頭はコロナウイルスのため普段とは違う営業時間・体制で対応しております。(店頭の営業時間変更の知らせ)
もちろん当店でもマスク着用・換気・アルコール消毒などできうる限りのコロナウイルス対策を行っております。それでもやはり不安は残ると思いますが、少しでもこの機を乗り切ってくださる方々が多くなればと願うばかり。お気軽にお問い合わせ・ご来店ください。