突発的に始まったこのゲームレビュー、第一弾はPCエンジンのアドベンチャーアイランド(1991/ハドソン)です。
こちらの作品は以前少しだけご紹介した、海外マスターシステム用ソフト「WonderBoy III The Dragon’s Trap」のアレンジ移植なのですが、オリジナルよりも優れている点が3点あります。
まず一つはバックアップメモリにデータを保存できるのでパスワードが不要(要外部メモリ)、次にグラフィックとサウンドのパワーアップ、そして何と言っても入手しやすさです。
ストーリーはアーケードゲーム「ワンダーボーイモンスターランド」からの続きになり、「モンスターランド」のラスボスであるメカドラゴンの呪いによりトカゲ人間にされた主人公が元の体を求めてフィールドを探索をするといった物です。
トカゲの次はネズミ、半魚人、虎、鷹と姿を変えていくのですが、このキャラクターの使い分けがゲームのポイントです。
ネズミは狭い所を通れる、半魚人は泳げる、鷹は空を飛べる…といった形で各キャラの特性を生かし、行けなかった所へ行くのがゲームの基本的な流れになります。
この作品は何と言っても密度が濃く、あらゆる所に存在する隠し扉にしっかりと完結しているマップの使い方と遊んでいて飽きが来ませんでした。
お値段もお手頃なので是非とも遊んで頂きたい作品です。
この様な形で買い取りさせて頂いたタイトルの中から毎週不定期に紹介ブログを書いていこうと思います。
PCエンジンやメガドライブなど家庭用が中心になると思いますが、たまにX68000やPC-8801などレトロPCも紹介出来ればと考えていますので宜しくお願い致します。