9月28日土曜日、秋葉原ラジオ会館で行われましたHAL研究所主催PasocomMini体験会に参加してきました。
先行してNECのノートパソコンを購入するとセットでPasocomMini PC-8001が付いてくるというキャンペーンの後に、9月28日から一般販売予約が開始され10月5日発売と告知されました。またパソコンミニ体験会では先行販売も行われました。発表された時「ノートパソコンとセットでは金額が…」と思っていたところでの一般販売だったのでとても嬉しいです。
今回登壇者が収録ゲーム開発者ということで、会場はゲームを前面に出した体験会となっていました。その中でも途中でBreakキーで中断しBASICのリストを閲覧したり、体験会中にプログラムを作成しRUNで実際に動かしたり、しかも一部はマシン語と今まで自分が経験した体験会とは1レベル高いものに感じられました。
個人的にはパソコンミニPC-8001収録のモールアタック(モグラたたき)、実はアーケード版の開発もHAL研究所が行っていたと聞き、ファミコンより前にアーケードゲームを開発していたということに驚きました。(基板の写真はPCB班が保持しているアーケード版です)
講演会は13時から今風太氏(『MARINE BELT』『PC-ジャン!』)宮田康宏氏(『FAN FUN』『ZAXUS』)芸夢狂人氏(『SPACE MOUSE』『LUNAR CITY SOS!!』)早川栄太氏(『走れ!スカイライン』)加藤明氏&後藤富雄氏(PC-8001開発者)竹内あきら氏(『オリオン80』)鈴木仁志氏(『JUPITER LANDER』)でPC-8001を始めたきっかけや当時の環境などお話されました。
登壇された方々は「ゲームセンターに遊んだ後にゲームを作られる」とのことで、アーケードの偉大さをひしひしと感じるトークでした。また宮田氏、加藤明氏&後藤富雄氏は急遽登壇され、参加者の皆さんが息をのんでじっくりうかがっていたのも印象深いです。
メーカー主催のイベントでしたが、ご登壇された方々と参加者が生き生きと交流される様はさながら同窓会の様相でした。
そして、登壇者の皆様に持参したPC-8001実機へサインをいただきました。パソコンミニ発売に合わせて秋葉原BEEPで展示予定です。ご期待ください。
(BEEPゲーム制作室 デスレースまさお)