山梨県富士吉田市のお客様より『ぴゅう太』をお譲りいただきました。箱、説明書付きの物は珍しいですね。
株式会社トミーより発売されましたホビーパソコンの『ぴゅう太』。M5やパソピアといった名前が飛び交う中、パソコンの名前が『ぴゅう太』と純日本人のような名前で登場して耳目を集めましたねー自分も最初聞いた時、その名前は嘘でしょ。と信じませんでした(ごめんね当時情報を教えてくれた安本君)。
現在でも非公式とはいえソフトが製作されていたりと何かと熱のあるぴゅう太。今回はこちらのご紹介です。
(『ザナぴゅう』といったぴゅう太の非公式新作ソフト↓↓はBEEP秋葉原でも取り扱っております!)
ぴゅう太の独自性としてやはり、初代機の日本語G-BASIC搭載でしょうね。日本語でプログラミングができました。当時横で眺めていて、逆にややこしくなってないかなと思っていたのですが、日本語で出来るというとっつきやすさとそれでゲームを自分で作れるというのは、中学生をやる気にするには十分でしたね。そして消しゴムキーボードなんて呼ばれるこの絶妙な押し心地、懐かしい!
ソフトも一緒にお譲りいただいています。こうやってみると色々出ていましたね。一部こちらもご紹介します。
まずは『メイズパトロール』。空気がなくなる前に3Dダンジョンの迷路を脱出するゲームですが、こちらなんと毎回プレイする度に構造やアイテム配置がランダムに変わるという不思議のダンジョンのようなシステムを搭載しています。毎回形が変わるのもあって中毒性がありましたね、友人とどちらが早く脱出できるか競ったりしてました。敵であるエイリアンの突然の出現など恐怖感を煽る一面もあってホラーゲームとしても中々の一品。機会があれば是非遊んでみてほしいですね。(実は有志の方がリメイクを作っていたり。気になる方は『MAZEPATROL REMARKABLE』で検索してみてください)
そしてこちらは『ナイトフライト』。いわゆるクイックスのようなゲームで、夜空を飛行機で囲むと自分の陣地となり、一定の陣地を囲むかイナズマを囲むとクリアになります。夜空を囲んで青空にするというロマンチックな演出が憎い。大きく囲みすぎると処理の為に止まったりするので、不思議な緊張感がありました。実はクイックスのようで結構細部の仕様が違うので、クイックスにはない戦略性も。こちらもドはまりして持主の友人より遊んでいましたね。
ソフトは良いものも結構あったのですが、如何せんこのコントローラーの操作性が厳しかったなという……この後すぐにファミコンが登場して十字キーに触れたので、それ以降はこちらでの操作はもう出来なく……。
しっかり起動も致しました。この控えめな「ぴゅう太」の文字! 懐かしい記憶が色々蘇ってきます。
せっかくなのでメイズパトロールを遊んでみましたが、やっぱりコントローラーが操作しにくい! 当時なんであれをスイスイ動かせてたんでしょうか不思議……
これだけ綺麗な状態で、色々お譲りいただいて本当にありがとうございました。
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