【出張買取】ゲーメスト関連書籍を静岡県浜松市のお客様よりお譲りいただきました

ゲーメスト

静岡県浜松市のお客様より新声社のゲーメスト関連書籍を大量買取させていただきました。

ゲーメスト2

濃すぎる記事と誤植で今もなお存在感を放ち続ける伝説的雑誌「ゲーメスト」、お売り頂いた方も大ファンの人で関連書籍を含めて本当に大量にございました。格ゲーとSTGの記事は勿論のこと、アーケードゲームならなんでも取り上げるあの熱量が素晴らしかったですね。若干編集部と連携が取れていなかったのか誤植も大量にあったりしましたけど、どの誤植もピンポイントで可笑しくなってるものが多くて記憶に残るものばかり(お気に入りはシンプルで笑える「しゃがみ大パンツ」です。)、それが逆に魅力になっていたりと勢いがなせる魅力を持った不思議な雑誌でした。
個人的には詰めテトリスの企画が思い出深くとてもよく覚えています。当時どうやら企画したゲーメスト側も『テトリス』があんなに流行るとは想定していなかったらしく、そんなに応募は来ないだろうと高を括っていたみたいですが、蓋を開けたら想定の何十倍もはがきが届いてパンクしかけたとか。残念ながら自分は正解にたどり着けなくて、景品は貰えなかったのですけど、あれで熱心にテトリスに触れたおかげか今ではTGM3のSHIRASEに挑戦するくらいテトリスを楽しく遊んでいます。ゲーメストのお陰で知った作品も多かったですね。

コミックゲーメスト

そしてそして、ゲーメストの派生「コミックゲーメスト」もたくさんございました。実はゲーメストは新人作家の発掘にも大きく貢献していたんですよねー。今を時めく『ケロロ軍曹』や『けものフレンズ』でお馴染み吉崎観音先生もゲーメスト出身ですし、『鋼の錬金術師』を執筆し現在は『銀の匙』を好評連載中の荒川弘先生もそうでした。月刊誌でアーケードゲームの作品のコミカライズを扱うという無茶もあって、未完が多かったのが少々残念でしたけどゲームでは見れない一面が見れたりするのが嬉しくて毎号楽しみにしていました。『さくらがんばる』の中平正彦先生のような王道的作品を描く作家もいれば、道満晴明先生や『みんなはどぅ?』のG=ヒコロウ先生等々エッジの効いた作家も多くて、本当に色々な作家がここにいたんだなぁと眺めていて感慨深くなってしまいます。現在では手に入りにくくなってしまっている書籍も多いですし復刊してほしいですねぇ。

コミックゲーメスト2
見切れてしまっていますが付録のムックも大量にございます。ムックの方には細かなキャラクターの挙動の情報だけでなく、裏設定や舞台の説明など事細かにその作品の情報がどっさり載っていて、これだけで売り物になるんじゃないかっていう情報量でしたね。

大量買取

全部で段ボール6箱以上という本当に大量に品物をお譲りいただいて本当にありがとうございました。

BEEPでは今回のゲーメストのようにゲーム関連書籍の買取を行っています。

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